●12・13/今月最大のイベント・奈良京都見仏ツアー
いとうせいこう氏&みうらじゅん氏とともに行く「奈良・京都見仏ツアー」(新幹線一本貸切の旅)に、友人のヒロと参加。以来、私とヒロは仏友である。
ばかばかしく、ハードで、面白おかしい旅であった。関東では桜はもう散っていたけど、京都で奇麗なしだれ桜も見れてよかった。
実をいうと今回の旅から帰るまで私は、いとう氏&みうら氏の著書「見仏記」を読んではいなかったのだが、こんなに楽しい仏像観賞ってあったのね、って目からウロコ。仏像知識がぜんぜんなくても充分楽しかったぞ。見直そう、日本の宝。
それにしても……仏像をへらへら眺める、謎の大団体。さぞかし怪しい団体だったろうなあ。若くて可愛いバスガイドさんに真面目な顔で聞かれましたもの、「みなさん仏像がお好きなんですか?」って。聞きたくもなるだろうな、老若男女1000人近くの人間が一度に「仏像ツアー」に参加すれば。
そんなに大勢の人間と共に旅するのは生まれて初めてだったけど、楽しい旅だった。京都か奈良に分かれて一泊する日程中、ただひたすら寺をめぐって仏像観賞をし、時には山あり谷ありの石段を修行僧のように登り寺を目指し、そして夜は京都会館に集まり、みうらじゅん氏秘蔵のスライドを観ながらいとう氏のツッコミを聞く……という、一般の人からは理解しかねる旅。もしこの旅の意義と真髄が理解できない方は、「見仏記」をご一読されたい。続編の「秘見仏記」のほうが入りやすいかも。笑えること受け合い。“◯◯堂の仏像の配置は、ジャニーズにおける立ち位置に等しい”など、みうら氏&いとう氏の迷言満載。あ、知らない方のために念のため言っておくけど、宗教的なもんではありません。
月並だけれど、行ったり見たりしなければ分からない事というのはある。この旅もその一つだろう。というと、何がなんだか分からない方も多いことだろう。まあ一言でいってしまうと、いとう氏とみうら氏が本を著わすにあたって体験した見仏旅行の追体験なんでしょうね。
しかし、お二人が三十三間堂に記念写真のため来るとは聞いてなかったので、ツアー客(主に女性)一同騒然。ご年配の人達は「どの人が有名人?」などと言っておりましたが。お二人目当てで参加した女子どもは、記念写真の座席確保のために熾烈な席取り合戦を繰り広げておりました。私も同調して走ってしまった一人ですが……。なのに、お二人を知らないおばさま方に、いい席を奪われてしまったー。無念……。 ソラミミスト安斎さんも女子に取り囲まれてたなあ。あの時は、修学旅行の学生たちがダウンタウンに偶然遭遇したかのような騒ぎだったかも!? あのコンビはまさしく仏像界のダウンタウン。現場を見てない人には分からないだろうなあ、いやあ、ほんとですってば。(レポートはこちら)