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巻第十五 平成十四年 三月
※初めての方は一番下からお読みいただくと、日付の順に見られます。
■メールだけじゃダメ(3/30)
前回、仕事関連のメールが1日平均40通と書いたが、今週になって90〜100通となってきた。私は今週になって別の仕事も入ったので、それらのメールの内容に関する管理はほかの人たちにお願いしているからまだいいほうなのだけれど。読むだけでもけっこう難儀なのに、四六時中メールチェックして、それに対応している方たち……心からお疲れさまですと言いたい。これは読んでいないだろうけど。
そんなこんなで、私のメールボックスは、受信数に対して、送信数がめっきり少なくなった。以前は仕事の伝達はメールが便利と思っていたが、これだけ数が多くなると、複数のメール内容の確認などは電話のほうが手っ取り早い。で、ここ数日の私はメールより電話で確認などをしている。実際いるのだ、送ったメールの内容を取り違えていたり、よく読んでいなくて別な添付書類を使ってしまう人が。でも仕方ないよなあ、これだけ数が多くなると。文字を見慣れているつもりの私でさえ、これまでの流れを目だけで確認するのはオーバーフロー。かといって一日100件の電話というのはぞっとするが、しばらくパソコンを見ていない間に大きな問題が進行中だったりするのも困りものだ。パソコンを立ち上げたまったメールを読んで、あまりのどんでん返しにがっくりくることがある。
当たり前だけど、仕事はメールだけじゃだめだ。メーリングリストとかだと、なぜか遅れて届くこともままあるようだし。それと、今回の仕事の後半になってきて、私が読むことがメインの側に立ったとき、ネットの世界でも数限りなくいるはずの、いわゆる「リードオンリー」の視線が、実感としてわかってきた。自分はそのやりとりをずっと読んでいるから参加している気はしているが、自分が読んでいることを意思表示しないと、存在すら意識されないこと。
ネットだけのつながりの人たちが、たまにお互いの思い違いですれ違ってケンカに発展したりする、っていうのも同じようなことなんだろう。メールは口で言えない気持ちを伝えやすい面もあるけれど、自分が意図していないふうに取られてしまうこともある。
書き言葉だけのつながりは奥が深い……。※そんな仕事の末のホームページ作成も、もうすぐ完成。のちのちお知らせしまする……。先週の日曜日、息抜きにと隣の駅の、桜並木のある川べりまで歩きました。ベンチに腰を下ろして桜餅など食べていると、犬と散歩する人、ジョギングする人、歌う双子の子ども等々、様々な人たちが通り過ぎていきました。うららかな春をようやく実感。こんなあたりに住みたいなと思ってしまいました。それと、たった1週間前のことなのに忙しさにまぎれすっかり遠い思い出となりつつある、『サーチエンジン・システムクラッシュツアー』については、また明日。(3/30Up dated)
■忙しいと世界はどんどん狭くなる(3/18)
春一番が吹いたらしい。桜も例年より早く咲いたらしい。「らしい」というのは、私はそれらを知覚していないからだ。ここのところ家にこもる仕事が多くて、外の春らしさを感じられないまま夜になってしまいがち。外に出れば出たで、帰りが遅くなりがち。今年は仕事を減らしたつもりだったのだが、それでも、なんだかなあ。3月は年度末ということもあって、ここ数年、この時期は仕事が押している。おかげで、怠慢も重なり、確定申告を4年分もためてしまった。しかし今年はなんとか気合いをいれて、まとめて送ることができた。やれやれだ。
寝る時間や食事のサイクルも乱れに乱れている。夕食が夜中の12時、1時、2時などなど。あまりいいものも食べていない気がする。やせたような、むくんだような。運動不足。スポーツクラブもここのところ行っていない。ああ、早くこのヤマを乗り越えてぱーっと騒ぎたい。日曜夜も、さてこれから夕食というところで、突然飛び込んできた仕事の繰り上がりで、夕食をあとまわしにしていたらまた夜中。
ここのところやっている仕事で、関係者すべてのメールがメーリングリストになっているため、毎日40通ぐらいはメールが来る。読むのも大変だ。一日外に出ていたあと、帰ってきてメールを読むのもどっと疲れる。メールは好きなときにまとめて読めるのがいいと思ってたけど、あんまり多いとやっぱりいやだなあ。もっと来る人もいるのだろうから、まだいいほうなんだろうけど。
日本の政治、ムネオ喚問、アメリカによるイラクの査察問題、アフガンのその後、アメリカ側の攻撃の継続、イスラエルとパレスチナの止まらない報復合戦。戦争は終わったように見えて、別な形でまだ続いている。イスラエルとパレスチナについては、サウジのアブドラ皇太子が和平交渉を申し出たというニュースで好転するかと思えたのだが、それだけではまだ駄目なようだ。世界は憎しみであふれている。あんまりじっくり観る時間が最近ないのだけれど、世間はさびしいニュースであふれている。日曜深夜のCBSでこの数週間取り上げられていた、イスラム系の人達へのインタビューも興味深かった。それらについて思うこともいろいろあるが、日々の仕事に追われかき消されていく。忙しいということは、ものごとを深く考えないことだと知るこの頃。忙し病は、目先のことで精いっぱいで、世界をどんどん縮小していく。見るもの、聞くことが減るのだから。世界を知らなくても日常は過ぎていってしまう。でも、忙しさの中で、見過ごしていっちゃいけないこともあるのだとふと思う。
と、世はうららかな春なのに、ぐちモードのわたくしなのであった。次回は何か楽しいことを書けるといいのだけれど。今週は「目一杯歩く」イベントがある。生活サイクルの乱れを戻して、寝坊しないようにせねば……。
※映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を観たかったのにまだ観に行けない。行きたいよ〜。(3/18明け方Up dated)