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巻第二十三 平成十四年 十一月
※初めての方は一番下からお読みいただくと、日付の順に見られます。
■病院通いと深夜のメール(11/29)
市で受けられる無料検診を、先々週に受けた。ここ数年は仕事に追われる感じであまりその類いの検診を受けておらず、なかでも、バリウムを飲んでのレントゲン検診は、会社に在籍していた当時の8年ほど前に受けたきりだったから、久々のこと。その結果、再検査のお呼び出しが。何かが写っていたらしい。いやだなーとぐずりつつも、問診、胃カメラ予約の手続きを踏む。前に胃カメラを飲んだときは、仕事のストレスで胃がキリキリと痛んでいたときで、胃に小さな赤い胃炎が出来ていた。こんな小さな点から強烈な痛みが発するのかと、驚いたものだ。しかし、今回は痛みなどはない。消化がよくない感じはここ数週間あったけれど。
内視鏡検査当日の朝、待合室には同じく検査を受ける人が順番を待つ。大腸検査の人もいて、2リットルほどもある下剤入りのようなボトルとコップを渡され、ちびちびと飲み続けている。
胃カメラの人には、口に含むタイプの麻酔が渡される。以前、胃カメラを飲むときかなりつらくて懲りていた私は、麻酔が喉にあまり効いていない気がして看護婦さんに尋ねてみる。「意外と効いていますし、もういちどスプレー麻酔をしますので大丈夫ですよ」と看護婦さん。昨日胃の検査も受けたという女の人が、「最初だけで、あとは意外と苦しくないですよ」と言葉をかけてくれる。最近は胃カメラの太さも少しは細くなっていることを期待して、どのぐらいの太さだったかその人に尋ねてみる。もう一人、近くにいた女の人も、私と同じように、前に飲んだときにつらかったらしく、話に混じってくる。最初に声をかけてくれた女の人は、前日に胃カメラを飲んで、今日は大腸検診だそうだ。大変だなあ……。ちなみに、彼女たちが飲んでいたボトルの水分は、なんとも表現しがたいまずさだそうだ。それを数時間かけて飲んで、腸をすっきりさせねばいけないらしい。腸の検査は半日がかりで、大変そう。
さて自分の番。やっぱりつらかった。しかも、ポリープがいくつかできていた。消化不良、胸焼けはこいつらが原因だったのか。いやだなあ。
しばらく酒とコーヒーを控えようと反省する。とくにビールは胃酸の分泌をうながすらしい。カフェで仕事をすることがここのところ続いていたのでコーヒー類もよく飲んでいたし、出先でもちょっと疲れるとカフェに入っていたが、その習慣もしばらく改めるか。コーヒー以外のお茶などにしよう。
会社員の人はだいたい会社で定期検診があるけれど、主婦やフリーの人間は、検診をあまり受けていないという人が多い。2年か1年に一度ぐらいは受けたほうがいいよ! と、自分に言い聞かせる意味も含めアピール。今回改めて実感しました。検査のため待合室にいた人達も、必ずしも年配の人ばかりではなかったし。健康の過信は禁物。私も、自分はかなりタフで健康だと思ってきたけれど、いつまでも10代20代の肉体と回復力は続かないことを認めねば。しかし今年は、春先に首を傷めた一件といい、病院代がかかること……。あまり病気らしい病気をしたことのない私としては、ちょっとブルー。
そんな折り、もうじきドイツに向け旅立つ友人、まさみより届いたメールに、笑える内容が。深夜に読んで、声を出して笑った。ブルーな気分も寒さも吹き飛ぶよ。なにやら、友だちから回ってきたメールらしい。内容が真実かは疑わしいが、おもしろいのでとりあえず以下に引用。
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◎外国人が受けた日本語検定試験とその回答
<問題>
次の「」内の表現を用いて短文を作りなさい。1.「あたかも」
答え:れいぞうこにぎゅうにゅうがあたかもしれない。2.「どんより」
答え:私はうどんよりそばが好きだ。3.「もし〜なら」
答え:もしもし、ならけんの人ですか?4.「まさか〜だろう」
答え:まさかりかついだ金たろう。5.「うってかわって」
答え:彼はまやくをうってかわってしまった。--------------------------------------
いかがでしょう。私は「2」と「5」が好きです。「5」なんて、実感こもってたりして?
(11/30/2002Up dated)
■つれないパソコン長らく更新していなかったそのわけは。ひとつには私の怠慢もあるのだけれど、ひとつにはパソコンのせいもありまして。11月上旬に、前日までなんともなかったのに、突然マックのインターネット接続ができなくなり。再起動をしてみたり数日置いて再度試みても同じ。仕事がまた忙しい時期になり外出も多かったので、サポートセンターなどにも問い合わせできずにいた。せっかく更新しようと10月ぶんを書いてあったのに、勢いがそがれてしまった。
しかし、9月にもう1台のパソコン、ウインドウズも私が余計なファイルを削除してしまったせいで起動しなくなり、調子を見てくれるという人に預けっぱなしだったので、まったく我が家ではインターネットが見られなくなってしまった。とりあえず里子に出していたウインドウズを引き取ってきて、また新たにインターネット設定もろもろし直し、とりあえずネットは復活。
そのうえで、月半ばに仕事が一段落してから、マックのサポートセンターに問い合わせをしてみる。だが購入後かれこれ6年が経過、保証期間はとうに過ぎている。そのうえ、電話サポートは有償だという。その金額、相談内容一件につき5000円也。あまりの高さにたまげたが、このままインターネットにつながらないとしばらくホームページの更新ができそうになかったので(ホームページづくりやアップロードの技術はまだまだウインドウズで勉強していないもので)、渋々手続き。そのうえで聞いてみると、チェックボックスのチェックをひとつ外しただけで、簡単に解決してしまった……。拍子抜け。そんなところにチェックを入れ覚えはまったくなかったが、自分でやってしまったのだろうか。くやしい、チェック外しひとつ、ものの1秒で5000円。本来は、ウインドウズを直してくれた人の方にそのぐらいのお礼したいほど。むむむ。
というわけで、アップが大変遅くなりました。ほんとに、パソコンってやつは。
(11/23/2002Up dated)
上から引き続きのアップ。そう、タイトルにあるように、ここを更新していない間に、私は旅立ちを決意したのです。「旅立ちを決めたのは勢いだけじゃないから」とは先日再再婚した方の作ったある歌の歌詞。そして、オザケンは「僕らの住むこの世界では旅に出る理由があり 誰も皆 手を振ってはしばし別れる」と歌った。(この歌詞が正確に思い出せなくてしばしテープを探してしまった。)今の私の気持ちはそんな歌詞に同調している。
しかし、勢いだけじゃないとは言いつつ、少しは勢いもあるかもしれない。急に旅の虫がうずきだしたのは、まとまったギャラが入ったからである。去年まで何度か同じようにまとまったお金が入ったときに旅に出たくなることはあったが、すぐにまた忙しくなり機会を逃していた。今ならなんとか行けそうだと踏み、私は12月には旅立ちたいと思った。行き先は西。モロッコとかチュニジアとか、トルコ。なるべくイスラム圏に行きたいと強く思った。アメリカのイラク攻撃が近々現実になりそうななにもこんなときに、と人は言う。でも私にしてみれば、今だからこそ行っておきたいという気持ちが強い。ほんとうにイラク攻撃が始まれば、ますます行きにくくなるかもしれない。アラブ人やイスラム民族の反米感情はさらにつのり、テロはますます頻発するかもしれない。おそらくトルコの観光地までは戦争の影響はないと思うが、破壊されてもう見られなくなってしまう景色や遺跡もあるかもしれない。そんな、せかされるような思いから、心は西へ西へと向かう。
一人ならトルコかモロッコと思っていたが、ドバイに一緒に行ったまさみに、チュニジア行きはどうかとダメもとで声をかけてみた。彼女はトルコ・モロッコにはすでに行ったことがあるが、チュニジアにはまだ行ったことはなかったからである。OLなので12月のなかばには休めないだろうとあまり期待をしないで聞いてみたのだが、ところがどっこい。彼女も「旅行出たい病」になり、私と同じころに一人で海外旅行を計画していたらしかった。いろいろ検討のうえドイツ行きに決め申し込んでしまっていたが、一緒にチュニジアに行きたがってくれていた。私からのメールを見た日にはすでにキャンセル料金がかかってしまう日になっていたらしく、お互い残念がった。たった一日遅かっただけで一緒に行けるタイミングを逃すなんて、おしかったなあ。
というわけで、トルコに一人で行くことにした。まあ一人といってもツアーに参加するので、さほど危険な地域へ行くことはないだろう。しかしこうしたご時世、どこでなにがあるかはわからない。ある程度の覚悟はしている。どうせ人はいつか死ぬのだ、と開き直ってしまうと恐いものはない。オザケンの「僕らが旅に出る理由」は、旅心を駆り立てる、今の私のテーマソング。ここのところ変化に乏しく、やや淀んでいた気のする自分の環境や気持ちやなんやかやの流れが、この旅でちょっとは変わることを秘かに期待しつつ、旅支度をする私である。
※12月半ばより10日ほど、留守します。その前に少しは更新もするつもりですけれど。(11/23/2002Up dated)