F.D.I
本局総指令部情報
(Japan)
6月
●MUGICO & sesami/Keeの個展訪問(6/19)
F-fileでお知らせしたKeeの個展に、MUGICOと共に行く。場所が「徒歩30分」と聞いて「どういうところでやるんだよ」と二人でぶつくさ言いながら西荻窪界隈を歩く。しかし、ハガキの地図を頼りに歩くも、それらしき建物がない。電話してみると、徒歩30分ではなく、駅前だという。少なくとも数分で着くはずとのこと。案内ハガキをよーく見直してみると、そこには“徒歩30秒”と書かれていた。なんてこった。しかし場所が分かりにくく、結局30分は迷っていたのであった。でもKeeいわく、「30分だと思っても来てくれるなんて嬉しいなあ」。
私、数日前F-fileのページに個展の場所のことを「駅から遠い」とウソ書きました。失礼いたしました。またイラスト展と書きましたが、“オブジェ展”でした。これもウソ書いて失礼しました。ミクロな小物づくりの得意なKeeのミクロワールドがそこに展開されています。オリジナルの腕時計やポストカードなども売っています。
歩き疲れた私たちはひと息つき、お茶を飲みながらホームページの話などをする。Keeはパソコンについては初心者で、その仕組がいまひとつ分からないようであった。プロバイダによってホームページを置ける容量が違うことを説明すると、「じゃあ、その20MBって、A4用紙でいうとどのくらい?」ときたもんだ。ううむ。まあその気持ちは分かる。私も1年ちょっと前は似たり寄ったりだったものだ。紙ではなくフロッピーを例にしたらようやく想像できたらしい。理解できない物事は、知ってることに置き換えるのが一番である。テキストか画像かによって占める容量が異なることや、その“重さ”の違いを、ファックスの“普通モードと細密モード”の違いに例えたりして説明する。
近い将来フランスと日本を行き来して過ごしたいというKeeは、通信手段としてメールには興味を持っているらしい。がんばれ。私だってできたのだから。
ちょっとした会話の流れで、Keeが“みうらじゅん氏をソンケーしている”ことが判明。つきあいが長いのに、そんなこと少しも知らなかった。ここにもいたか、隠れ信者。私が先日行った「みうらじゅん物産展」の話をしてあげたら目を輝かせていた。ギャラリーを出て、夜はそのままMUGICOと共に、とある会合に出席。講演者は「本の雑誌社」社長の目黒考二氏。真面目そうな方だとは思っていたが、大真面目な顔をしてけっこう面白いことを喋る人だった。やはりあの椎名誠氏と長年連れ添って(?)いるだけのことはある。
●パエリアの会/地球遊牧民計画会議?(6/27)
出席者:MUGICO、sesami、まさみ、まる、KUMI、マリアン、リンムー(New face!)
梅雨のジメジメ感と初夏の日差しが入り混じった蒸し暑い日、sesami宅にて「パエリアの会」が行なわれた。私ことsesamiが先般ドゥバイに行ったとき、うっかり購入してきてしまった米(実はパキスタン米)とサフランを活用して、パエリアを作ってみんなで食べよう! という会合である。
昼前に駅で集合。マリアンとは昨年11月以来のごぶさた。そしてマリアンは新規入会希望者、リンムーを伴ってやってきた。また、当初出席予定だったせいかは、体調がすぐれないため欠席。でもきっと酒好きの彼女のこと、夜にあるといっていた別の飲み会には行くのであろう、たぶん。
めったに作らないパエリア、しかもあまり炊く機会のないパキスタン米とあって、失敗しないかとやや不安ではあったがレシピどおり作れば大丈夫だろう。要はピラフと同じように米と具を炒めて炊くだけなのだが、大人数向けにと思って6合も米をといでしまった。MUGICO,KUMIが手伝ってくれ、具と米を炒め、スープを足すと大鍋はいっぱい。以前“あきたこまち”でパエリアもどきのカレーピラフを作ったことがあったが、妙にモチモチしたものになってしまった。そんな過去を思い出し、仕上がりに若干の不安を抱く。
さて、しばらくして鍋の蓋を開けてみると……おお、なかなかの出来! トマトスライスサラダなどとともに、さっそくみんなで食べてみる。サフランの量が足りなかったのか少し色が薄かったが、サラサラしたあっさり味である。あれだけの水分はどこへいってしまったのかというパラパラ感。しかし若干塩味が足りなかったので、おしんこ代わりにザーサイを出してみたら、「これとザーサイ合うよ」と好評。よかったよかった。
←エビが盛りだくさんのパエリア。
一頃、米不足になったときにタイ米が大量輸入され「まずい」と不評だった一件の話題になり、「日本米のように炊くのじゃなく、その米の種類に合った炊き方で炊くべきなんだよねー」と皆で言い合う。
食後、私のホームページをみんなに見てもらう。実をいうとFDIメンバーのうちインターネットを見られる環境にあるのは出席者では今の所、KUMI、まさみのみ。ほとんどの者が初めて見るのであった。機械オンチのマリアンに至っては一生かかっても自力で見られるかどうか危ぶまれる。以前メンバーにアンケートをとったときの記入内容をすっかり忘れてしまっていた者が多数で、マリアンは自分のインターネット上のネームがマリアンであることすら忘れていた。そのぶん新鮮な感覚で見てくれたようだ。
夕方からドームで巨人戦の応援があるというマリアン(メガホン持参)と、仕事があるというMUGICO、まるは早めに帰る。
残りのメンバーは、初対面のリンムーと改めてじっくり歓談。モンゴル好きだというリンムーといろいろ旅の話をしているうち、爆笑ネタがでてくるでてくる。詳細は“FDI特派員通信(主にユーラシア大陸情報)”にて! 彼女のキャラクターを最も端的に表わすエピソードは、次の一件につきるであろう。
「鳥の手羽先の空揚げをたくさんつくったから、職場に持って行って“手羽先の空揚げ食べる?”って聞いたら、“それって、ダチョウですか?”なんていうんだよー」。ううむ。すっかり周囲から秘境人間扱いされている彼女は、食べるものも普通ではないと思われていたらしい。それにしても、ダチョウの手羽先で空揚げ作ると思うか、普通?
各国の旅行話をしているうち、珍しく真面目に「チップの是非」について語り合ったりなどしてしまった。アジアなどは特に、“チップ目当て”の過剰なサービスが目立つ。
でもなかには、チップなんて関係なしに親切にしてくれる人達もいる。リンムーはモンゴルにツアーで参加した際、羊料理が食べられると思って楽しみにしていたら、どのホテルも似たような“外国人向け料理”しか出さない。なぜだと聞いてみたら、「日本人は羊が嫌いだろう」と言われたという。きっと以前、文句を言った人たちが大勢いたのだろう。“現地の人と同じものを食べたい”主義の彼女は悲しい気分になり、スタッフが外のテラスで羊料理を準備しているのを「おいしそー……」と見ていたら、「食べるか?」と訊かれ串焼きをもらった。うまいうまいと食べ、ふとお金が気になり聞いてみたが「金はいらない」と言っていたそうだ。
まさみと私のドゥバイ旅行では、お茶用にお湯(無料)のルームサービスを頼んだときの担当のボーイ(スリランカ人)がやたら親切だった。日本語を習ったことがあると言い、どうやら日本という国に憧れを抱いていたようだ(そんないいもんじゃないのにね……)。その後、頼みもしないフルーツをたくさん持ってきた。最初は言葉の行き違いか、はたまた不当料金をとろうとしてるのだろうか? と思ったが、どうやら親切心で無料サービスしてくれてるようだった。素直に喜んだら、なんと翌日も、さらにゴージャスなフルーツバスケットを持ってきてくれたのは驚いたなあ。ちょっと申し訳ない気がしたしお湯もまた頼むつもりだったので、チップを渡そうとしたら「いらないよ。僕らはフレンドだ」と言っていた。チップ目当てだと思われるのが嫌だったのだろう。いい奴だ。しかも滞在最終日、さらに朝食まで持ってきた。これにはちょっとびっくり。
やっぱりさ、ブランド漁りしてたり、札ビラきったりばかりしてると、金目当ての人達が寄ってきてしまうんだよね。と、小市民の我々は思うのであった。Wカップのチケットを、10万とか20万で買う行為もいかがなものかと考えてしまう。
「世界のあちこちに友だちつくって、それぞれの住まいを移動して過ごせたらいいなと思ってる」と語るリンムー。「いいねーそれ。そのうちFDIメンバーも日本の活動が少なくなって、“日本で会うの久し振りー”とかなったりして」などと、地球遊牧民計画を語り合うのであった。
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